サムスンが創立44周年「たゆみない革新と挑戦を」
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2013.11.01 11:56
【ソウル聯合ニュース】サムスン電子は1日、ソウル市瑞草区の社屋で創立44周年記念行事を開催した。権五鉉(クォン・オヒョン)副会長は役員・社員に「革新と挑戦」を呼びかけた。
サムスン電子は2020年に売上高4000億ドル(約39兆3000億円)達成、電子業界での確固たる首位、世界トップ10企業入りを目指している。これに向け権副会長は三つの点を強調した。
まず、「顧客がより便利でスマートな生活を楽しめるよう、創造的、革新的な変化を導かなければならない。そのためには進んだ技術と製造競争力で最高の製品を作り出す必要がある」と、「革新」を求めた。ハードウエアの競争力を基盤にソフトウエアを強化し、顧客が熱望するブランドに飛躍しようと力説した。
さらに「社会が発展してこそ、企業も共に成長できる」とし、教育と雇用、健康、環境分野の問題を解決することで、社会的な価値と企業の価値を同時に生み出すよう呼びかけた。協力会社も成長できるよう、共生・協力の実践を求めた。
また、楽しく働きながら能力を存分に発揮できる企業をつくるため、社内でコミュニケーションを活性化させる必要があると強調した。権副会長は「サムスン電子の歩みがそのまま世界の電子産業の新たな歴史になるよう、たゆみなく革新、挑戦していこう」と繰り返した。
サムスン電子は昨年の創立記念日に世界トップ5ブランド入りに向けた社内スローガンを発表し、ブランド力の引き上げに取り組んでいる。
mgk1202@yna.co.kr