LGディスプレー 大型液晶パネルで世界首位維持
【ソウル聯合ニュース】韓国のLGディスプレーがテレビ・モニター・ノートパソコンなどに使われる大型液晶パネル(LCD)市場で7~9月期もトップを維持したことが6日、分かった。これにより今年を首位で終え、4年連続世界1位を達成することが予想される。
米調査会社ディスプレイサーチの最新報告書によると、7~9月期に世界で出荷された9.1インチ以上の大型液晶パネルは1億7283万台で4~6月期より1.9%減少した。
メーカー別ではLGディスプレーが4515万台でシェア26.1%を獲得し、首位を守った。4~6月期より出荷量が増え、シェアも25.2%から小幅上昇した。これでLGディスプレーは2009年の10~12月期から16四半期連続1位となった。ディスプレイサーチは10~12月期も1位になると予想している。
7~9月期の2位はサムスンディスプレーで3420万台(19.8%)、3位と4位は台湾の群創光電(イノラックス、旧奇美電子)と友達光電(AUO)で、それぞれ3028万台(17.5%)と2918万台(16.9%)を記録した。中国最大のディスプレーメーカー京東方科技集団(BOE)は1217万台(7.0%)で5位だった。
売上高と面積でもLGディスプレーが1位を守った。LGディスプレーの7~9月期の大型液晶パネルの売上高は48億7300万ドル(約4787億円)、面積は864万平方メートルを記録した。サムスンディスプレーは売上高37億2600万ドル、面積744万平方メートルで2位を維持した。
7~9月期の大型液晶パネル全体の売上高は183億7100万ドルで4~6月期より2.4%減少し、面積は3369万平方メートルで0.4%減少した。
国別に見ると中国が成長を持続した一方で、台湾と日本は後退した。
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