韓国主要10企業グループ役員の年俸 社員の約6倍
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2013.11.12 11:01
【ソウル聯合ニュース】韓国主要10企業グループの役員の年俸が社員に比べ平均6倍近く多いことが12日、分かった。
韓国財閥情報専門サイトの財閥ドットコムが資産上位10企業グループに属する上場企業の93社の役員と社員の昨年の年俸を調べた結果、役員の年俸は平均3億9500万ウォン(約3700万円)、社員は6790万ウォンで、役員が社員より平均5.8倍多かった。
財界1位、サムスングループの役員の年俸が最も多かった。役員の平均年俸は4億5600万ウォンで、部長クラス以下の社員の平均(7120万ウォン)より6.4倍多い。
役員と社員の年俸の差が最も大きかったのはロッテグループ。昨年の役員の平均年俸は3億1500万ウォンで、社員(3760万ウォン)の8.4倍に上った。次いで、GSグループが8.0倍、LGグループが6.2倍と続く。
一方、役員と社員の差が最も少なかったのは財界2位の現代・起亜自動車グループで、役員の平均年俸(3億6100万ウォン)は社員(8850万ウォン)の4.1倍だった。次いで、現代重工業(4.3倍)、ポスコ(4.8倍)の順だった。
hjc@yna.co.kr