サムスン NAND型フラッシュ市場でシェア拡大
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2013.11.14 14:27
【ソウル聯合ニュース】サムスン電子がモバイルチップ需要増加を追い風に7~9月期のNAND型フラッシュメモリー市場での支配力をさらに強めたことが分かった。
半導体関連情報サイトのDRAMエクスチェンジによると、今年7~9月期の全世界におけるNAND型フラッシュメモリーの売上高は62億8200万ドル(6255億円)で前四半期比8.8%増加した。
このうちサムスン電子の売上高は10.5%増の24億1300万ドル。市場シェアは38.4%で、前四半期の37.8%から拡大しトップの座を守った。
スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット型端末市場が拡大を続けているほか、パソコンやサーバー用のSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)の販売が増加したためと分析された。
業界では10~12月期以降、サムスンが世界初の量産化に入った3次元垂直構造NAND型(3D V-NAND)フラッシュメモリーを搭載したサーバー用SSDを市場に本格的に供給するため、ライバル社とのシェアの差をさらに広げるとみている。
シェア2位は東芝で18億1300万ドル、3位はSKハイニックスで8億8300万ドルだった。
sjp@yna.co.kr