韓中間の経済共同委開催へ　ＦＴＡ交渉と並行

【ソウル聯合ニュース】韓国と中国の経済協力について協議する第１９回韓・中経済共同委員会が２０日、ソウル市内の外交部庁舎で開催される。韓国外交部が１８日、明らかにした。

今回の会議は韓中自由貿易協定（ＦＴＡ）の第２段階の初回交渉（１８～２２日）が行われている中で開かれるため注目される。

韓国からは外交部の趙兌烈（チョ・テヨル）第２次官を首席代表に、企画財政部、産業通商資源部、農林畜産食品部、金融委員会、放送通信委員会、駐中大使館の関係官が参加する。

中国側からは商務省の高燕次官を首席代表に、商務省および山東省関係官が出席する。

今回の会議で両国は６月に両国首脳が採択した「韓中未来ビジョン共同声明」で提示された経済分野の課題履行と経済懸案を点検する一方、新しい経済協力について重点的に協議する。

韓国側は韓中ＦＴＡの第２段階交渉の円滑な推進のために中国側の協力を要請する計画だ。また中国に滞在するための各種ビザの申請手続き簡素化、中国に進出した韓国企業の障壁解消、キムチ輸出などに対する支援と協力を要請する計画だと外交部は伝えた。

yugiri@yna.co.kr