韓日中FTAの第3回交渉 26日から東京で開催
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2013.11.20 16:13
【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部は20日、韓国、日本、中国による自由貿易協定(FTA)締結に向けた第3回交渉を26~29日に東京で行うと発表した。
韓国からは同部の禹泰熙(ウ・テヒ)通商交渉室長、日本からは長嶺安政外務審議官(経済担当)、中国からは王受文・商務部(商務省)部長助理がそれぞれ首席代表として出席する。
今交渉では商品、サービス、投資、競争、総則、知的財産権、電子商取引分野の作業部会と、環境、政府調達、食料分野の専門家会合が開かれる見通しだ。
韓日中は昨年11月にFTA交渉の開始を宣言。産業通商資源部は、現在は交渉初期のため交渉の枠組みと争点を具体化する段階だと説明している。
韓日中FTAが締結されれば、人口15億2200万人、名目国内総生産(GDP)の合計が14兆3000億ドル(1430兆8600億円)に達する巨大市場が誕生する。北米自由貿易協定(NAFTA、18兆ドル)、欧州連合(EU、17兆5000億ドル)に次ぐ第3の地域統合市場になる。
stomo@yna.co.kr