100円=1050ウォン割れ 5年2カ月ぶりウォン高水準
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2013.11.22 11:11
【ソウル聯合ニュース】22日のソウル外国為替市場でウォン・円相場が5年2カ月ぶりに100円=1040ウォン台のウォン高を記録した。
ウォンの対円相場は午前9時31分現在、前日比1.97ウォン高の100円=1049.53ウォンとなっている。1050ウォンを割り込むのは2008年9月22日(100円=1044.57ウォン)以来。
一方、ウォンの対ドル相場は今週、今年の最高値(1ドル=1054.3ウォン)近くまでウォン高が進んだが、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録公開を受けて米国の量的緩和縮小が予想より早まるとの観測が流れると、ドル高に転じた。22日は前日終値に比べ1.1ウォン高の1ドル=1061.8ウォンで取引を始めた。
ウォンが韓国の経常収支黒字や外国人投資家による株買い、米国の量的緩和などを背景に強含みしている半面、円は「アベノミクス」効果もあり円安が続いている。
mgk1202@yna.co.kr