韓国政府 フィリピンに2千万ドルを追加支援
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2013.11.22 16:09
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は22日、台風30号で被害を受けたフィリピンの復旧に向け新たに2000万ドル(約20億円)の無償政府開発援助(ODA)を提供する方針を決めた。外交部が明らかにした。
政府は12日にフィリピンに対し500万ドルの緊急人道支援を行うと発表したが、これに加え、来年から3年間、韓国国際交流協力団(KOICA)の事業として2000万ドル規模の無償支援を決定した。
外交部はこれまでKOICAと共にフィリピンに対する無償ODA事業として保健分野やIT分野での支援を行ってきた。来年度のフィリピンへの無償ODA事業の予算も既に1000万ドルが計上されているが、台風被害が甚大なことを考慮し、これまでのODA事業とは別途の支援を決定した。
今回の決定は韓国政府の支援額が十分でないとする一部の指摘も影響を与えたとみられる。具体的な支援方法や事業内容はフィリピン政府が今後提示する再建復旧事業や韓国政府が現地で実施する復旧に関する調査結果などに基づき確定する計画だ。
hjc@yna.co.kr