韓国完成車5社の11月販売 前年比2.1%減
【ソウル聯合ニュース】2日に発表された現代自動車、起亜自動車、韓国GM、ルノーサムスン自動車、双竜自動車の韓国完成車メーカー5社による11月の国内・海外販売台数は76万1659台となり、前年同月比2.1%減少した。
国内販売では7.9%減の11万9195台、海外販売では1.0%減の64万2464台となった。
企業別では現代自と起亜自が振るわなかった。国内販売で現代自は11.9%減の5万4302台、起亜自は12.3%減少した3万8952台となった。
両社は昨年9~12月にかけて一時的に税金の引き下げが行われて販売が増えたために相対的に減った点、自動車需要の減少、昨年より工場操業日数が短くなった点などを理由に挙げたが、同じ条件で他の3社は全て国内販売台数を増やした。韓国GMは2.4%増の1万4100台、ルノーサムスンは2.3%増の5301台、双竜自は48.5%増の6540台を販売した。
現代自は輸出でも赤信号が点灯した。2009年5月以降、増加傾向をみせていた海外販売が4年6カ月ぶりに減少に転じた。11月の海外販売で現代自は前年同月比1.3%減の35万4231台となった。
現代自関係者は「輸出台数の増大は海外工場の新・増設という理由があったが、昨年ブラジル工場が完工して以降、新たに建設された海外工場がない」と話した。そこに先月の米国工場での勤務日数の減少が重なり、輸出が減ったとのことだ。その結果、全体の販売実績も2.8%減少した40万8533台となった。
韓国GMも世界市場で最も比重が大きい欧州での自動車市場の低迷のため注文が減少し、輸出が13.7%減の5万3527台にとどまった。輸出不振が国内販売の足を引っ張り、総販売台数が10.8%落ち込み、6万7627台となった。
起亜自の11月の海外販売台数は2.2%増の21万8521台、ルノーサムスンは20.8%増の8770台、双竜自は5.9%増の7415台となった。
国内販売と海外販売を合わせると起亜自は0.3%減の25万7473台、ルノーサムスンは13.1%増の1万4071台、双龍自は22.3%増の1万3955台となった。
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