韓国とカナダ FTA交渉で「実質的な進展」を確認
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2013.12.04 14:16
【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部は4日、韓国とカナダの自由貿易協定(FTA)交渉で実質的な進展があったと発表した。
同部の尹相直(ユン・サンジク)長官は同日、インドネシア・バリ島でカナダのファスト国際貿易相と会談。FTA交渉で実質的な進展があったことを確認し、早期の交渉妥結を目指すことで合意した。
ただ、同部関係者は具体的な交渉内容への言及を避けた上で、交渉妥結の時期についても不透明だとの見方を示した。
韓国とカナダは先月25~29日、5年8カ月ぶりにソウルでFTA交渉を再開し市場開放や協定文などについて協議した。
両国はFTA交渉を2005年7月にスタートし、2008年3月まで13回にわたり協議を進めたが、農畜水産物の輸入割当など市場開放をめぐる溝を埋められず協議が中断していた。
一方、4日の閣僚会談でカナダは、韓国が先月29日に環太平洋連携協定(TPP)交渉に参加する意欲を示したことについて、歓迎するとの立場を明らかにした。
sjp@yna.co.kr