現代・起亜自のBRICsシェア 過去最高の見通し
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2013.12.16 09:22
【ソウル聯合ニュース】現代自動車と起亜自動車がブラジル、ロシア、インド、中国の新興4カ国(BRICs)で過去最高のシェアを記録する見通しであることが16日、分かった。
自動車業界によると、1~11月のBRICs市場での累計販売台数は現代が164万2418台、起亜が70万7501台だった。
両社の合計は234万9919台で、シェアは10.9%を記録した。シェアは前年同期より0.7ポイント上昇し、過去最高となった。今月の業績次第では年間シェア11%突破も可能とみられる。
両社の同市場でのシェアは2007年に7.5%を記録後、伸び続けている。現地生産体制の稼動や各国のニーズに合わせた戦略車種の発売を通じて市場支配力を強めてきた。
両社は、世界最大市場に成長した中国で同期間に143万1850台を販売し、シェア10.5%を記録した。
ブラジルでは21万7436台を販売し、前年の年間販売台数(14万9510台)を大きく上回った。昨年から始まった現代のブラジル工場稼働とともに販売台数が急増した。シェアは6.7%を獲得し、初めて6%を超えた。
ロシア市場のシェアは13.9%で、2006年以降で最高となった。インド市場では現地の景気後退にもかかわらず前年(14.7%)を上回る15.4%のシェアを占めた。
両社は、4カ国全てに現地生産体制が整っているという長所を生かし、来年も独フォルクスワーゲン(VW)や米ゼネラルモーターズ(GM)など有力メーカーを追い上げたい考えだ。
hjc@yna.co.kr