国産車不振の韓国 輸入車シェアは前年比19.6%増
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2014.01.07 11:45
【ソウル聯合ニュース】韓国で昨年に販売された輸入車台数が初めて年間15万台を突破した。
韓国輸入自動車協会(KAIDA)が7日発表した昨年の輸入車販売台数(新規登録台数)は前年比19.6%増の15万6497台だった。
韓国自動車市場での販売シェアも上昇を続けている。2012年に10.0%だったが、2013年1~11月には12.2%を記録した。
メーカー・ブランド別ではBMWが3万3066台でトップに立ち、フォルクスワーゲン(VW、2万5649台)、メルセデス・ベンツ(2万4780台)、アウディ(2万44台)、トヨタ自動車(7438台)などが続いた。レクサスは5425台、ホンダは4856台、日産自動車は3061台だった。
年間ベストセラーモデルはBMWの「520d」(8346台)、2位はVWの「ティグアン2.0TDIブルーモーション」(5500台)、3位はベンツ「E300」(4926台)となった。
注目すべきは2000cc未満が全体の半分以上を占めていることだ。これまで韓国輸入車市場は高級モデルが中心だったが、手ごろな価格の車種が人気を得ていることを裏付けている。
KAIDAの幹部は「昨年の輸入車市場は各メーカーの積極的なマーケティングとともに、ディーゼル車の販売好調、若い顧客層の購入拡大などが成長をけん引した」と説明した。
csi@yna.co.kr