サムスン創業者の遺産争い 李健熙会長が和解拒否
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2014.01.07 17:04
【ソウル聯合ニュース】サムスングループを創業した故李秉チョル(イ・ビョンチョル)氏の遺産相続をめぐり、長男の孟熙(メンヒ)氏が三男でサムスン電子会長の健熙(ゴンヒ)氏らを相手取り株式の返却などを求めた訴訟の控訴審審理が7日、ソウル高裁であった。李会長の代理人は「本件の本質はお金ではなく、サムスングループ承継の正当性に関する問題」として、孟熙氏が提案した和解を拒否した。
孟熙氏は父が死去した際、第三者名義で信託されていた関連会社の株式などを李会長が他の相続人に知らせずに自分名義にしていたとして提訴した。その後、次女の淑熙(スクヒ)氏や次男の遺族らも同様の訴訟を起こした。原告側の請求額は計4兆849億ウォン(約4000億円)に上るが、一審で敗訴した。
ソウル高裁は2月ごろに判決を出す予定だ。
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