外貨預金残高7カ月ぶり減少 484億4千万ドル=韓国
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2014.01.13 13:08
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が13日に発表した資料によると、国内居住者の外貨預金残高は昨年12月末現在484億4000万ドル(約5兆53億円)で、前月より1億7000万ドル減少した。7カ月ぶりに減少に転じた。
居住者とは韓国に住所を置く法人または韓国に6カ月以上居住する韓国人と外国人を指す。
外貨預金残高は昨年5月(331億8000万ドル)以降、増加を続け8月から11月(486億1000万ドル)までは4カ月連続で過去最高を更新した。
韓国銀行関係者は年末に企業の貿易決済が集中する季節要因でドル建て預金が減り、国内居住者の外貨預金残高がわずかに減少したと説明した。
通貨別ではドル建てが全体の74.1%に当たる359億1000万ドルで前月より29億ドル減少した。ユーロ建ても7000万ドル減って19億5000万ドルだった。
人民元と円のスワップポイント(金利差)の高さから取引が拡大している人民元建ては、66億7000万ドル(13.8%)で25億ドル増えた。円建ても3000万ドル増えて26億ドルとなった。
sjp@yna.co.kr