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サムスン晩さん会で話題 伝統酒の売り上げ急増=韓国

記事一覧 2014.01.15 17:21

【ソウル聯合ニュース】サムスングループの社長団による新年の夕食会にも登場した韓国伝統酒「ペンニョン・マルグンスル(白蓮澄んだ酒)」の売り上げが旧正月(今年は1月31日)を前に大きく伸びている。

 新世界百貨店は15日、老舗の酒造所「新平醸造場」(忠清南道・唐津)の伝統薬酒「ペンニョン・マルグンスル」がギフトセットの販売開始から2日で250本以上を売り上げたと明らかにした。全羅南道・咸平のマッコリ「自喜香」も100本近くが完売した。

 同百貨店は昨年8月に韓国伝統酒振興協会と伝統酒の販売活性化に向け了解覚書(MOU)を締結した。「ペンニョン・マルグンスル」と「自喜香」は百貨店の中で唯一、新世界のみが販売する。

 「ペンニョン・マルグンスル」の容器やパッケージは新世界百貨店のバイヤーが提案したデザインで販売されている。同百貨店は優れた品質の伝統酒がパッケージのデザインの問題で消費者の注目を引くことができないでいる点に着目し、伝統酒を製造する中小メーカーのパッケージデザインやブランド開発を後押ししてきた。

 特にサムスングループの新年の夕食会で使われて話題となった「ペンニョン・マルグンスル」には顧客の問い合わせが相次いでいるという。「ペンニョン・マルグンスル」は80年の伝統を誇る薬酒で、唐津特産のコメとハクモクレンの葉を使用し、澄んだ色とほのかな香りが特徴。「自喜香」は有機農のもち米を使った高級マッコリ。

 新世界百貨店の担当者は「旧正月に合わせ韓国伝統酒をワインやビールのように日常生活で楽しめるよう、親近感があり現代的な感覚のパッケージに装いを一新した」と説明。昨年より50%増以上の売り上げを期待する。

ikasumi@yna.co.kr

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