韓国の卸売物価 15カ月連続下落=過去最長
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2014.01.20 06:00
【ソウル聯合ニュース】韓国の卸売物価が1年3カ月連続で下落した。卸売物価が消費者物価指数(CPI)に先行することを踏まえれば、今後も物価が下がり続けるデフレは続くとみられる。
韓国銀行(中央銀行)が20日発表した昨年12月の卸売物価指数は前年同月比で0.4%下落した。一昨年10月から15カ月連続の下落となる。卸売物価がこのように長期間にわたり下落を続けるのは初めて。これまで最長は2001年7月~2002年8月の14カ月連続の下落。ただ、下げ幅は鈍化している。
下げ幅が最も大きかった品目は農林水産品(4.3%下落)だ。ハクサイ、青トウガラシ、ジャガイモなど野菜のほか、サバなど水産物も大幅に下落した。工業製品も1.4%下落した。1次金属製品の下げ幅が大きく、電気・電子機器も下落した。
ただ、サービス物価は昨年同月比で0.7%上昇した。電力・ガス・水道料金は7.4%上昇した。
csi@yna.co.kr