韓国市場でHVの販売好調 1月は前年比34%増
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2014.02.04 14:22
【ソウル聯合ニュース】先月、韓国自動車市場でハイブリッド車(HV)の販売台数が急増した。
自動車業界によると、現代自動車と起亜自動車のハイブリッドモデルの国内販売台数が先月は2274台を記録した。前年同月の販売台数(1842台)より34.3%増加。昨年12月の961台と比べ157.4%急増した。
モデル別では現代の大型車「グレンジャーハイブリッド」が1156台で最も多く、次いで同社の「ソナタハイブリッド」(466台)、現代傘下の起亜「K5ハイブリッド」(447台)、「K7ハイブリッド」(385台)の順。
今年に入ってHVの販売が伸びているのは、モデルの多様化により選択の幅が広がったためとみられる。
昨年上半期の時点でグレンジャー、K7など大型車クラスではハイブリッドモデルがなかった。中型や準中型車クラスでのみハイブリッドが販売されていた。
現代・起亜が昨年末にグレンジャーとK7のハイブリッドモデルを発売。また、起亜が走行性能を改善したK5ハイブリッド新型モデルを発表したことで、全体のHVは7モデルに増えた。
業界では、韓国市場でもHVが本格的に普及するのではないかとの分析を出している。
昨年のHV販売台数は2012年より約26%減の2万2053台だったが、モデル数が増えエコカーに対するイメージが改善しているため、今年からはHVを取り巻く環境が変わってくるとみられる。
現代・起亜は、ガソリン車との価格差も次第に縮まり、需要増加につながると期待している。
sjp@yna.co.kr