サムスンとアップル代表が直接交渉 合意に至らず
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2014.02.14 16:03
【ソウル聯合ニュース】米国で訴訟中のサムスン電子と米アップルの代表が交渉を行ったが、大きな成果を得ることなく終わったとみられる。
電子業界によると、サムスン電子の申宗均(シン・ジョンギュン)社長(IT・モバイル部門長)と、アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)が先週米国で面会した。これは米カリフォルニア州の連邦地裁が今月19日まで交渉を進めるように両者に対し命じたことに従ったもの。
しかし業界では互いの主張が対立していて、損害賠償の金額にも大きい違いが生じていることなどから、合意がなされる可能性は低いとみている。実際に交渉から約1週間過ぎた現在も、両者からは何の発表もないことから、合意に至るのは難しいものとみられる。
サムスン電子側は両者が面会したかどうかについても、面会の結果がどのようなものであったかについても回答できないとし、アップルコリア側も両者の面会に関する質問に対し、回答を拒否した。
同連邦地裁は19日まで交渉の進行状況を待ち、合意に至らなければ一審判決を下すものとみられる。
yugiri@yna.co.kr