モバイル機器の1日平均利用時間 テレビ・PC抜く=韓国
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2014.03.13 12:27
【ソウル聯合ニュース】韓国の消費者はテレビ、パソコン、モバイル機器のうち、スマートフォン(多機能携帯電話)をはじめとするモバイル機器を最も長い時間利用していることが分かった。
広告代理店のHSアドが1000人の消費者を対象に調査した結果、韓国消費者のモバイル機器の1日平均利用時間は3時間34分と集計された。テレビは3時間、パソコンは48分だった。
これは世界最高水準のスマートフォン普及率と通信ネットワーク速度、スマートフォンディスプレーの大型化で、テレビやパソコンの代わりにスマートフォンで場所や時間を選ばず音楽、動画、ゲームなどを楽しめるようになったためとみられる。
年代別では、20代のモバイル機器利用時間が1日平均5時間15分で最長となった。50代以上はその半分にも満たない2時間7分。
テレビ視聴時間は50代以上が1日平均5時間39分、10代は1時間46分と年齢が下がるほど視聴時間が短かった。
年代別の視聴時間の差は、テレビ番組をモバイル機器で視聴するのに慣れた若年層がテレビの前から離れ、視聴者が高齢化していることによるものと考えられる。
また、テレビとモバイル機器の主要利用時間帯が午後9~11時と重なることが分かった。これは多くの消費者がテレビを視聴しながら必要な情報を検索したり、視聴情報を共有しようとスマートフォンを同時に利用していることを意味する。
sjp@yna.co.kr