米国と合同上陸訓練 93年以降で最大規模=韓国
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2014.03.27 11:24
【ソウル聯合ニュース】韓国軍消息筋は27日、韓米両軍が同日から4月7日まで、韓国南東部の浦項で恒例の大規模合同上陸訓練を実施すると明らかにした。
米国から海兵隊7500人と海軍2000人、韓国から海兵隊2000人と海軍1000人の計1万2500人が参加する。沖縄の米軍普天間基地に配備されている垂直離着陸輸送機オスプレイは22機が投入される。昨年は4機が参加した。今年の訓練は1993年まで行われた韓米合同軍事演習「チームスピリット」以来、最大規模とされる。韓国軍関係者は「米海兵隊が朝鮮半島をアジア太平洋の最重要地域と位置づけているため」と説明した。
訓練は有事を想定した朝鮮半島防衛のための野外機動訓練「フォールイーグル」の一環。両軍が上陸用装甲車に搭乗して海上から海岸に上陸する訓練や、オスプレイや輸送ヘリなどで兵士らを上陸させる訓練などが行われる。
韓米連合司令部は31日、上陸訓練の様子をメディアに公開する。