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韓国客船沈没 船内捜索の本格化に期待=死者は28人に

記事一覧 2014.04.18 13:02

【珍島聯合ニュース】韓国南西部の珍島沖で起きた旅客船沈没事故で、事故から3日目となる18日、船内に進入する通路が確保され船内への酸素注入も始まった。

 潜水要員は18日午前10時5分、船内の食堂まで進入通路を確保し、その45分後には酸素注入を開始した。

 当局は船体を若干浮かせ船内の捜索のため潜水要員を本格的に投入する。

 前日には16人の遺体が引き上げられた。海洋警察は動員が可能な船舶やヘリコプターを投入し3日目の捜索に入り1人の遺体を収容した。

 現在までに、乗員475人のうち28人が死亡、268人が行方不明となっている。

 現場では小雨が降る中、秒速3~5メートルの風が吹いている。波の高さは1メートルほど。

 濃い霧がかかり波のうねりが激しいため救助作業にあたる小型船舶が旅客船に近づけず、救助作業が思うように進まない状況が続いている。

 海洋警察は、警備艇108隻、民間漁船と官公庁の船61隻、クレーン船4隻(到着予定のクレーンを含む)、ダイバーなど救助隊員535人が投入されたと明らかにした。

◇検察と警察が捜査本部を本格稼動

 検察と警察による合同捜査本部は沈没の原因について「針路変更が事故の原因なのかや船舶の維持・管理に問題がなかったかなど、さまざまな方面から調査している」と明らかにした。

 捜査本部は事故のあった海域が針路変更すべき位置であったことは間違いないが、船を無理に旋回させた可能性があるとして調査している。沈没する際に船長が席を外し、3等航海士に操舵指揮を任せた経緯などについても調べている。

 捜査本部長は沈没事故に関する疑惑が解明されるよう対象や範囲を制限せず、厳正に捜査する考えを示した。

◇海上クレーン4隻到着 引き揚げ作業計画樹立に着手

 海上クレーンが現場に続々と到着し海洋警察などは引き上げ計画の樹立に取り掛かった。

 当局は引き揚げ作業が生存者の安全を脅かす可能性も考慮し行方不明者の家族の同意がなければ引き揚げ作業は行わない方針だ。引き揚げる際に船体が大きく揺れ、船内の酸素が残っている空間(エアポケット)に海水が流入して生存者を危険にさらしてしまう恐れがある。

 当局は気象状況や海底の地形を把握しクレーン装備の点検を行っている。クレーン投入の時期が決まれば船体にチェーンを取り付ける作業に入る予定だ。

 潜水要員による船内進入の継続が難しい場合、クレーンで船体をわずかに持ち上げて進入スペースを確保した後、捜索と酸素注入を行う方法も検討している。

sjp@yna.co.kr

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