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新首相の安大熙氏 権力に立ち向かう元「国民検事」

記事一覧 2014.05.22 18:09

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は22日、新首相に安大熙(アン・デヒ)元最高裁判事を指名した。安氏は検察と裁判所で要職を歴任し、2012年の大統領選挙の際は、与党セヌリ党から出馬した朴大統領の下で政治刷新の作業を主導した人物。

 大検察庁(最高検)中央捜査部長当時、セヌリ党の前身であるハンナラ党の大統領選における不正資金を捜査、一躍「国民検事」として名をはせた。

 決断力のある特捜部の検事だけでなく最高裁判事を務め、原則や所信を曲げないイメージが強いため、セウォル号沈没事故以降に露見した非正常的な仕組みや、公職における不条理の清算など、「国家改造」レベルの革新を行える適任者とされ、首相候補として検討されていた。

 現職の鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相に続き、再び法曹界から人選することに抵抗があるとの一部の懸念に長所が勝り、朴槿恵政府の2代目の首相に選ばれたものとみられる。

 1955年に慶尚南道・咸安で生まれた安氏は中学校の時にソウルに転校し、京畿高を卒業した。ソウル大法学部に進学し、満20歳の3年生の時に司法試験に合格。司法研修院と陸軍法務官を経て、25歳の時、最年少で検事に任用され、大学を中退した。盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領は司法試験の同期合格者。

 ソウル地検で検事としてキャリアをスタートさせた安氏は主に特別捜査の分野を担当した。特捜部の検事として名を知られたのは、最高検中央捜査部長だった2003年、大統領選の不正資金を解明するため、疑惑を追求していた野党ハンナラ党だけでなく、大統領側近や政権与党にも捜査の手を伸ばしたことによる。

 政財界に津波を起こした同捜査を終えた安氏は政経癒着の輪を断ち切り、検察組織のあり方を正すことに功績があったとの評価を受けた。同事件の捜査は国民的な支持を得て、インターネット上に安氏のファンクラブができるほどであり、「検察ルネサンス」とうたわれた。

 2012年に最高裁判事の任期を終えた後、しばらく弁護士活動をした。その後セヌリ党の大統領選スタッフとして招聘(しょうへい)され、政治刷新特別委員会委員長を務め、朴大統領の公約を成案した。 

 選挙活動当時は朴大統領と意見の食い違いがあり、対立することもあったが、首相に任命されれば大統領に対しても苦言を惜しまない人物との面も注目された。

 大統領選挙が終わるとすぐにセヌリ党を離れ、弁護士事務所を設ける一方、建国大ロースクール客員教授や国税庁税務調査監督委員会の初代委員長として活動してきた。 

yugiri@yna.co.kr

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