LGディスプレーの4~6月期 営業益は前期比73%増
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2014.07.23 17:23
【ソウル聯合ニュース】韓国のLGディスプレーが23日発表した4~6月期の決算によると、営業利益は1631億ウォン(約161億円)で、前年同期比55.4%減、前期比では73.0%増となった。
1500億~2000億ウォンとしていた証券業界アナリストの予想と同程度だった。
4~6月期の売上高は5兆9790億ウォンで、前年同期比9.0%減となったが、前期比では7.0%増となった。
同社は9期連続営業黒字となった。これは4~6月期の季節的な需要と高画質の4Kテレビをはじめとする大型液晶パネル(LCD)の出荷量が増え、一部の製品の価格が好転した結果と分析される。
4~6月期のパネル販売量は前期比12.0%増の936万平方メートルを記録した。製品別の売上高の割合はテレビ用が42%、モニター用が21%、モバイル用が16%、ノートパソコン用が12%、タブレット端末用が9%だった。
同社は7~9月期も業績改善の流れが続くと予想。「パネル価格上昇の流れが維持され、季節的な効果とテレビの大画面化、中小型パネルの出荷増加により、売り上げと利益が増えると期待している」とコメントした。
yugiri@yna.co.kr