総合プラント会社へ サムスン重とエンジニアリング合併
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2014.09.01 10:49
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン重工業とサムスンエンジニアリングが1日に取締役会を開き、合併を決議した。
合併比率はサムスンエンジニアリングの株式1株当たりにサムスン重工業の2.36株を割り当てる。両社は10月27日に臨時株主総会を開催し、12月1日付で合併する予定だ。
合併により、サムスン重工業はサムスンエンジニアリングの強みである設計・購買・プロジェクト管理能力を引き上げ、海洋プラント事業の安定成長へ基盤を固めることになる。サムスンエンジニアリングはサムスン重工業の海洋プラントの製造技術を確保し、既存の陸上化学工業プラントから高付加価値の陸上液化天然ガス(LNG)と海洋プラント分野へと事業の多角化を図る予定だ。石油メジャーをはじめとする顧客企業に、陸上と海上という総合的な解決策を提供できるようになる。
売上高は2013年の約25兆ウォン(約2兆5700億ウォン)から2020年には40兆ウォンに拡大し、超大型総合プラント会社に成長すると期待される。
両社は合併後、新ビジョンにふさわしい社名への変更を検討する。
mgk1202@yna.co.kr