サムスン電子 スマホ「ノート4」など最新製品を一挙公開
サムスン電子 スマホ「ノート4」など最新製品を一挙公開

サムスン電子がビジネス向けのスマートテレビを発売した。従来のテレビ機能のほか、デジタルディスプレーを通じ、広告やビジネス情報などを発信できる(提供写真)=10日、ソウル(聯合ニュース)
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【ベルリン聯合ニュース】欧州最大の家電見本市「IFA」開幕を控え、サムスン電子が3日(現地時間)に現地ドイツ・ベルリンで、新型スマートフォン「ギャラクシーノート4」や「ギャラクシーノートエッジ」などを報道陣に公開した。
上半期にスマートフォン「ギャラクシーS5」を発売したのに続き、下半期もこれら新製品で勝負する。成長が頭打ちのハイエンドスマートフォン市場で突破口を開けるか、注目される。
サムスン電子はまた、ウェアラブル端末の「ギアS」と「ギアサークル」、仮想現実(VR)ヘッドセット「ギアVR」も公開した。
このイベントはベルリンだけでなく、中国・北京と米ニューヨークでも開かれた。3カ国での同時開催は初めて。

サムスン電子は、来月3日にドイツ・ベルリンで開催する自社製品紹介イベントに先立ち、スマート腕時計型端末「ギアS」を公開した。スマートフォンと連動させて使うだけでなく、3G回線やWiFi(ワイファイ)を利用する通信機能も備えたウエアラブル(身に着けられる)端末だ(同社提供)=28日、ソウル(聯合ニュース)
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韓国に残ってイベントの陣頭指揮を執った申宗均(シン・ジョンギュン)IT・モバイル(IM)部門代表は、「ギャラクシーノートはペンと筆記文化をモバイル技術で具現し、新たなカテゴリーを生み出した。ノート4は、最も発展したノートの経験の神髄をみせるだろう」と述べた。
◇ノートで最高の仕様
ギャラクシーノートは2011年、5インチの大画面とペン機能「Sペン」が特長のタブレット端末並みのスマートフォンとして登場。その4番目モデルのノート4は、公開前から大きな関心を集めていた。
ディスプレー、カメラ、バッテリー、通話などスマートフォンの主要機能をすべて最高レベルの仕様にした。画面サイズは前モデルのノート3と同じ5.7インチながら、画質は2倍優れた有機ELディスプレーにアップグレード。色表現力やコントラスト比、視野角なども向上した。

メタルフレームを採用したサムスン電子の最新スマートフォン「ギャラクシーアルファ」が3日に韓国で発売される。カラーは黒、白、金、銀の4色(サムスン電子提供)=2日、ソウル(聯合ニュース)
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「マルチウインドウ」機能により、簡単な操作で使用中の画面をポップアップにしたり、画面に分けて複数のアプリを使ったりすることができる。
1600万画素のメーンカメラは光学式の手振れ防止機能を搭載。インカメラはシリーズ最高の370万画素で、F1.9の明るいレンズを採用した。
Sペンは筆圧の強弱を繊細にとらえ、より自然な書き具合になるよう改善した。
複数の情報を一度にメールやメッセンジャーで共有する「スマートセレクト」機能を初めて取り入れたほか、記録したい情報をカメラで撮影するだけで「Sノート」と連動しコンテンツとして認識し、整理してからファイルで保存することも可能だ。
ギャラクシーノート4はメタルフレームを採用し、デザイン性を高めた。10月から世界で順次発売される。
◇曲面型スマホやウェアラブルも
ギャラクシーノートエッジはディスプレーの右サイドが曲面になっており、画面の前面だけでなく右側面でも情報を表示する点が最大の特長。動画などを視聴中でも右側面でメッセージやお知らせを確認できる。

サムスン電子が欧州最大の家電見本市「IFA」が開かれるドイツ・ベルリンで公開した新型スマートフォン「ギャラクシーノートエッジ」。同製品はディスプレーの右サイドが曲面になっており、画面の前面だけでなく右側面でも情報を表示する点が最大の特長だ。動画などを視聴中でも右側面でメッセージやお知らせを確認できる(同社提供)=4日、ソウル(聯合ニュース)
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腕時計タイプのウェアラブル端末、ギアSは2.0インチの有機ELディスプレーに第3世代(3G)移動通信、WiFi(ワイファイ)、内蔵キーボード機能を備えた。
スマートフォンと離れていても通信機能を使える。もう一つのウェアラブル端末、ギアサークルはペンダント型だ。
VRヘッドセットのギアVRは「360度ビュー」を楽しめる。頭に装着しVRコンテンツを再生すると、大型ワイドスクリーンを見ている時のような、映像の中に入りこむような感覚が得られるという。
mgk1202@yna.co.kr