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韓国団体 北朝鮮に向けた批判ビラ散布を強行

記事一覧 2014.10.10 12:42

【坡州聯合ニュース】韓国の北朝鮮脱出住民(脱北者)団体「自由北韓運動連合」は10日午前11時ごろ、軍事境界線に近い京畿道・坡州の烏頭山統一展望台で北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)体制を非難するビラ散布を行った。散布は、北朝鮮の警告や韓国政府の自制要請を無視して強行された。

 同団体や保守系団体の約30人が、1997年に韓国に亡命した故黄長ヨプ(ファン・ジャンヨプ)元朝鮮労働党書記を追悼する内容のビラ20万枚を大型の風船10個にくくりつけて飛ばした。

 この日は北朝鮮の朝鮮労働党の創建記念日と、韓国亡命後に北朝鮮の独裁政権に反対する活動を行ってきた黄氏の5回忌に当たる。

 ビラには、「われわれ脱北者は黄氏の存命中にかなえられなかった北朝鮮人民の解放と民主化のため、金正恩3代世襲を終わらせるため自由・民主統一の前線に走っていく」と書かれた。また、黄氏の葬儀の模様などがカラー写真で掲載された。

 ビラのほか、1ドル紙幣、小冊子、DVDなども一緒に飛ばされた。

 自由北韓運動連合の朴相学(パク・サンハク)代表はビラ散布の趣旨について「北では黄氏が韓国で悲惨な最期を遂げたとされているが、国立顕忠院(墓地)に埋葬されたことを人民に知らせるため」と説明した。

 ビラ散布が南北関係に悪影響を与えると懸念する声があると記者に問われると、直接的な回答を避けた。

 同日、朴代表が現場に到着すると韓国統一部関係者が現れビラ散布を中止するよう要請した。

 これに対し朴代表は「私たちは市民団体だ。統一部がやるべきことはほかにある。北の住民の知る権利を遮ることはできない」と答えた。

 前日9日、北朝鮮は今回のビラ散布について「南側(韓国)が散布を許可または黙認するなら、北南(南北)関係は再び収拾できない破局に突き進むことになり、その責任は全面的に挑発者が負うことになるだろう」と警告し、韓国政府も同団体に電話で自制を要求していた。

 ただ、現場に配置された警察はビラ散布を止めなかった。

 また、ビラ散布による南北の緊張が高まっていることを受け、海外メディアを含むマスコミ約20社が現場にやって来た。

sjp@yna.co.kr

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