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生計のため老骨にむち 高い高齢者の経済参加率=韓国

記事一覧 2014.11.25 10:39

【ソウル聯合ニュース】韓国の経済活動参加率は先進国に比べ高齢者は2倍以上高いが、女性は平均を大きく下回ることが分かった。

 韓国経済研究院が25日に発表した報告書「雇用先進国と韓国の労働市場指標および柔軟安定性の比較」を通じ、政府は雇用率向上を国政課題として掲げているが、労働市場政策は柔軟性を低下させ安定性の改善効果も不十分な方向で進められていると指摘した。

 同研究院は、経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち、人口1000万人以上、雇用率70%以上の米国、ドイツ、日本、カナダ、英国、オーストラリア、オランダの7カ国と韓国を比較し報告書をまとめた。

 65歳以上の経済活動参加率(2012年)は男性が41.6%、女性が23.0%で、7カ国の平均の19.5%、10.5%に比べ2倍以上高かった。65歳以上の雇用率も男性が40.7%、女性が22.6%で、やはり7カ国平均の18.6%、10.2%と比べ2倍以上となった。生計を立てるために職を求める高齢者の増加と、青年らが質の低い就職先を避ける現象が重なった結果といえる。

 同研究院は「低所得の老人家庭が増加したことで高齢層の経済活動参加率が高まった。生計のために職を求める高齢層を対象とした福祉を拡大し、適切な就職先を提供すべきだ」と指摘した。

 韓国の生産年齢人口(3050万人)、経済活動人口(2370万人)、就業者数(2290万人)は、いずれも7カ国の平均を下回り、労働力の総量が足りない状態だ。

 女性の経済活動参加率が低い点は労働力不足に追い打ちをかけている。25~54歳の女性の経済活動参加率は62.8%、雇用率は61.2%で、7カ国の平均の76.2%、71.7%より低かった。

 男性の場合、経済活動参加率は90.7%で7カ国平均の91.2%にほぼ近かった。雇用率は87.8%で7カ国平均の85.8%を上回った。

 報告書は、韓国女性の経済活動参加率が低いことについて、「就労パターンが出産・育児期に落ち込むM字型を描いているためで、女性のキャリア断絶を防ぐことが急がれる」と指摘した。

 女性の短期労働者の場合、韓国は15.0%で、7カ国の28.2%に比べ13.2ポイント低い。これは出産・育児期の女性のための良質な働き先がないためだとの見方がある。

hjc@yna.co.kr

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