今年のスポーツ10大ニュース 1位はキム・ヨナ引退=韓国
記事一覧
2014.12.16 06:18
【ソウル聯合ニュース】聯合ニュースが韓国の新聞・放送局など主な報道機関のスポーツ担当部署を対象に「2014年スポーツ10大ニュース」を選定するアンケート調査を行った結果、ソチ冬季五輪のフィギュアスケート女子でほぼミスのない演技を披露したものの2位に終わり、五輪2連覇を逃して引退したキム・ヨナが1位に選ばれた。
「キム・ヨナ、ソチ五輪判定問題と現役引退」という項目は全国48の報道機関が参加した今回の調査で、8機関が1位に、18機関が2位に選んだ。
2010年のバンクーバー冬季五輪の同競技で史上最高点(228.56点)を獲得し、記録を塗り替えたキム・ヨナは、今年2月に開催されたソチ五輪で大会2連覇に挑戦した。ソチ五輪を最後に現役を引退するとしていたキム・ヨナはショートプログラム(SP)で1位となり、五輪2連覇へ向けて良いスタートを切った。フリーの演技でもほぼミスのない演技を披露した。だが、SPで2位だったアデリナ・ソトニコワ(ロシア)がフリーの演技でジャンプのミスがあったにもかかわらず高得点をあげ、逆転優勝した。
専門家らの間でもキム・ヨナに対する採点が厳しかったとの意見が多く、大韓氷上競技連盟は国際スケート連盟(ISU)に提訴するなど異議を訴えたが、結果は変わらなかった。
スポーツ10大ニュースの2位は「サッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会1次リーグ敗退、洪明甫(ホン・ミョンボ)監督辞任とウリ・シュティーリケ監督就任」、3位は「サムスンライオンズ、プロ野球4連覇」だった。
「仁川アジア大会開催、北朝鮮選手団参加」は6位、「サッカー元韓国代表MFの朴智星(パク・チソン)現役引退」は9位だった。
yugiri@yna.co.kr