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韓流ブーム拡散と国家ブランド確立に注力=韓国政府

記事一覧 2015.01.22 14:36

【ソウル、世宗聯合ニュース】韓国文化体育観光部は22日、朴槿恵(パク・クネ)大統領への業務計画報告で、「文化による幸せな暮らし」をビジョンに「文化領土」拡張に向けた積極的な政策に意欲を示した。

 朴大統領も年頭の会見で「文化領土」に言及している。これは政府が掲げる創造経済(産業と産業、文化と産業を融合させ付加価値や雇用、成長動力を生み出す経済政策)実現への意志を集約した表現とみられる。

 文化体育観光部は主な政策課題として、文化国家としてのブランド確立、文化コンテンツ創造力の強化、生活における文化の拡散を挙げた。 

◇国家ブランドの開発へ

 金鍾徳(キム・ジョンドク)文化体育観光部長官は、「国家ブランド」の一新に意欲的だとされる。

 昨年の国際通貨基金(IMF)の統計によると、韓国は国内総生産(GDP)で世界13位だが、ドイツの市場調査会社GfKの国家ブランド指数では27位にとどまった。韓国はこれまでも観光分野でブランド向上に向けた取り組みを進めてきたが、統合と信頼、共感という面で国家ブランドと呼ぶには力不足だった。

 そのため文化体育観光部は、国民参加型のプラットホーム事業へ拡充する構想だ。すでに政府内に推進委員会を設けており、下半期から本格化する。

 国と政府の統合型シンボル構築にも乗り出す。文化体育観光部は行政自治部と協力し、全官庁で用いられるシンボルマークやカラーなどの開発を検討する。

 ブランド強化の一環として、民謡「アリラン」の広報を強化し、ミラノ国際博覧会には韓国料理をメーンにした韓国館を設置する計画だ。

◇韓流拡散に本腰

 ポップカルチャーを中心にした韓流ブームの成長は頭打ちともいわれる。文化体育観光部はその対応として「韓流3.0」という構想を掲げているが、この構想を実践に移すことも今年の主要課題だ。

 3月中をめどに官民合同の韓流企画団を発足させ、持続的な韓流拡散の総指揮と戦略作りを任せる。ビッグデータを活用した「韓流マップ」作成などの対策作りに社会的な力を結集させる計画だ。

 一方、中国が最近、自国のコンテンツ市場で規制強化の動きをみせており、韓流の成長を妨げる最大の脅威となっている。これに対し文化体育観光部は関係官庁と共に、中国当局との持続的な協議を通じ規制緩和の方向へ導きたい考えだ。今年誕生した韓中共同発展ファンドも規制を避ける窓口としての活用が期待される。同ファンドが投資するコンテンツは中国の制作物と認められるためだ。

 文化体育観光部はまた、コンテンツの企画から制作、流通、拡散まで全過程の環境構築を目標に掲げる。

 国内外で著作権保護の強化にも取り組む。著作権保護院を設立し保護と取り締まりに乗り出すほか、海外の韓国文化院と著作権センターを通じた著作権侵害の実態調査と対策作りにも重点を置く計画だ。

mgk1202@yna.co.kr

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