独島にラジオ送信機設置へ 実効支配強化=韓国
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2015.01.27 14:25
【鬱陵聯合ニュース】独島を行政区域とする韓国の慶尚北道鬱陵郡は27日までに、独島の実効支配を強化するため、道から1億5000万ウォン(約1640万円)の支援を受け、独島にKBSラジオの標準FMの送信機を設置することを決めた。
これに向け、鬱陵郡トップの崔樹一(チェ・スイル)郡守が同日、KBS側と送信機の設置に関する了解覚書(MOU)を締結した。5月から設置作業に入る予定だ。
送信機が設置されれば、独島の半径90キロ以内の海上で操業する漁師らが天気や生活情報を伝える公営ラジオ放送を聞けるようになる。
崔郡守は「韓国の領土、独島を守るという意志を強くし、国民があらためて独島に愛情と関心を寄せる契機になるだろう」と話している。
stomo@yna.co.kr