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未来志向の関係進めるも歴史歪曲は容認できず=韓国首相

記事一覧 2015.04.09 19:01

【ソウル聯合ニュース】韓国の李完九(イ・ワング)首相は9日午後、政府ソウル庁舎で記者団との懇談会を開き、検定に合格した日本の中学校教科書に記された日本の古代史の歪曲(わいきょく)を、「厳然たる真実を隠すことはできない。いつかは歴史の厳しい評価を受けるだろう」と指摘した。

 自身が認識する歴史的な事実を挙げながら、日本の古代史の歪曲に一つ一つ反論。政府として両国の古代史の研究を強化する方針も明らかにした。

 また李首相は、忠清南道知事時代に百済研究を支援したことに触れ、大和政権が4~6世紀に任那日本府を設置し朝鮮半島南部を支配したという「任那日本府説」の虚構について記した韓国の学者の書籍を記者団に配った。

 以下は一問一答。

――首相としてわが政府の強い不満を表出するものか。

「百済史の研究をした立場、また首相という立場から、ファクト(事実)に立脚したことは国民に慎重に伝えるという責務を感じている。冷静に、客観的なことを申し上げている」

――「静かな対日外交」が限界に達したという批判もある。

「日本の国力がわれわれより強く、(われわれは)まだまだ足りない。歴史がきちんと評価され海外で歪曲されないよう、国民の団結と声援で国会で支援してくださり、叱咤(しった)ばかりするのではなく、そうした活動を通じ正すことができるようメディアが助けてほしい。

 外交部長官とも(この懇談会を開くことについて)相談した。冷静に事実に基づき、メディアに説明しようと思うが長官に異議はないかと尋ねたところ、事実に基づくならば同意すると答えた」

――今後の計画は。

「日本の態度を見なければならない。歴史は歪曲してはならず、真実はいつでも明らかになる。日本がそうした態度を取り続けるならば、その時に状況を判断する」

――日本の教科書問題、歴史問題に関して、外交部が及び腰の対応をしているのではないかという批判がある。

「わが国の外交政策は大変難しい。多角的なアプローチが必要であり、われわれが直面する南北関係を考慮すると実に難しい。『及び腰外交』という批判は同意できない。合理的かつ妥当、そして戦略的な枠組みの中で最善を尽くしていると考える。見方次第でそうした批判もあり得ようが、与えられた条件下でわれわれが置かれた状況は複雑だ。まだ国の力が足りない状況では非常につらい。最善を尽くすので余裕を与えてほしい。そのうち『これではどうしようもない』という線があるだろう。その時は断固たる立場で対処する」

――今後の政府の対応は。

「最善を尽くして国民を団結させ対処すればよい。(日本の)あのような出方は予見しており、それなりに対応策がある。

 韓日関係は軍事的にも経済的にも協力できることは協力する。健全で望ましい関係へと進まなければならない。しかし、歴史の歪曲は絶対にだめで、韓国の国民はいかなる場合だろうと容認しない。民族の魂を否定することになるからだ。国民が心を一つに、賢く、日本との関係も未来志向的に進め、同時に過去や歴史問題ではわれわれの立場をしっかり定着させられるよう、ツートラックでいく」

mgk1202@yna.co.kr

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