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MERS拡大 平沢聖母病院の来院者を全員調査へ=韓国

記事一覧 2015.06.05 15:53
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【ソウル聯合ニュース】韓国で中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染が拡大している問題で、保健福祉部は5日、最初の患者が入院し多数の感染者が発生した病院をソウル近郊の平沢聖母病院(京畿道平沢市)だと公表し、この患者が入院した先月15日から病院が閉鎖された29日までの間に来院した人を全員調査すると発表した。

 同日未明までに確認されたMERS感染者41人のうち30人が同病院で感染したほか、ほかの患者の多くもこの病院が発端の感染と把握されたためだ。

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 同病院を訪問調査した崔普律(チェ・ボユル)漢陽大教授(予防医学)は記者会見で「各病室に設置すべき換気口と排気口がなかった」と指摘した。

 最初の感染者の咳(せき)による飛沫(ひまつ)、ウイルスに汚染された手で触れた服や寝具から発生したほこりなどが長時間、病室内に蓄積された可能性がある。これらを吸い込んだエアコンが冷たい空気を排出しながら、ウイルスをエアロゾル(空気中に浮遊する固体や液体の粒子)状態で吐き出したと疑われる。

機内を消毒

 実際に、5カ所の病室でエアコンのフィルターを調べたところ、MERSウイルスの一部であるRNAウイルスが検出された。病院内のドアの取っ手など、ほかの環境検体からもウイルスが見つかった。

 ただ崔教授らによると、MERSは空気感染せず、飛沫や患者との接触で感染するとされる。

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 保健当局は今後、このエアロゾルがどこまで到達できるのかを調べる実験を行う計画だ。院内の遠いところにまで到達していれば、これまで当局が足取りを追ってきた患者との接触者だけでなく、単なる来院者らもウイルスにさらされ、感染した可能性もある。

 これまでの当局の監視網に入っていなかった人々が各地でウイルスをまき散らしているとすれば、現在の医療機関内での流行とは全く異なる状況となる。

stomo@yna.co.kr

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