イ・ビョンホンさん 「わいせつ会話事件」を正式謝罪
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2015.07.24 14:08
【ソウル聯合ニュース】俳優イ・ビョンホンさんがわいせつな話をしている映像を公開するとして元モデルの女らから恐喝された事件について、公の場で謝罪した。
イ・ビョンホンさんは24日、ソウル市内で開かれた映画「侠女:刀の記憶」(原題、8月13日公開)の製作報告会で、ほかの出演俳優のあいさつに先立ち1人で舞台に立ち、「なんと申し上げたら良いか、米国での撮影のときから毎日悩みました」と切り出した。
声を震わせながら「俳優イ・ビョンホンとしてやってこられたのは皆様の関心のおかげ」と述べた上で、「大きく失望させたことを後悔しながらその大切さを痛感している」と謝罪した。
また、「大きな失望は何度謝罪しても、時間がたっても決して取り戻すことはできない。常に申し訳ないという気持ちを忘れず、多くの方を傷つけ失った信頼を取り戻せるよう努力していく」と強調した。
同作でイ・ビョンホンさんは高麗末期を舞台に、賎民として生まれながら王座を狙う野心家のユベクに扮し、大義を守ろうとする侠女ウォルソ(チョン・ドヨン)、復讐を狙う女剣士ホンイ(キム・ゴウン)らと共演している。現在はハリウッドで「荒野の7人」のリメーク作品を撮影している。
イ・ビョンホンさんは昨夏、元モデルと元アイドル歌手と一緒に酒を飲んだ際にわいせつな会話をした映像をインターネットに流すと2人に脅され、50億ウォン(5億3000万円)を要求された。2人はイ・ビョンホンさんの通報で逮捕され、ソウル中央地裁は元モデルの女に懲役1年2カ月、執行猶予2年、元アイドル歌手の女に懲役1年、執行猶予2年の判決を言い渡した。
この事件で、イ・ビョンホンさんは妻帯者であるにもかかわらず、不適切な行動をしたとして世間から非難を浴びた。
sjp@yna.co.kr