キム・ヨナさん「選手生活の8~9割はつらかった思い出」

バンクーバー五輪フィギュアスケート女子金メダリストのキム・ヨナさんが27日(現地時間)、米ロサンゼルスで開かれたフォーラムに出席し、現役時代を振り返った。約18年の選手生活のうち「辛かった思い出が80~90%」と語ったが、幸せと感じた数少ない瞬間があったからこそ、諦めずに出来たと胸の内を明かした=27日、ロサンゼルス(聯合ニュース)
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【ロサンゼルス聯合ニュース】2010年バンクーバー冬季五輪フィギュアスケート女子金メダリストで昨年のソチ冬季五輪を最後に現役を引退したキム・ヨナさんが27日(現地時間)、米ロサンゼルスで行われた「ドーハゴールズフォーラム」のセッションに出席し、「17~18年の選手生活でつらかった思い出が80~90%。幸せだった思い出は何パーセントにもならない。ただ、その瞬間のために諦められず出来た」と現役当時を振り返った。

知的障害者のスポーツの祭典「スペシャルオリンピックス(SO)世界大会」の開会式が25日(現地時間)、米ロサンゼルスで開かれ、バンクーバー冬季五輪フィギュアスケート女子金メダリストのキム・ヨナさん(右)が韓国選手団とともに入場行進した(韓国スペシャルオリンピックス委員会提供)=27日、ソウル(聯合ニュース)
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キム・ヨナさんは25日に開幕した知的障害者のスポーツの祭典「スペシャルオリンピックス(SO)世界大会」の開会式に出席するため同地を訪れ、フォーラムにも出席した。

世界教育フォーラムの会場で国連児童基金(ユニセフ)のチャリティー人形「AWOO」を紹介するフィギュアスケート元五輪金メダリストのキム・ヨナさん=20日、仁川(聯合ニュース)
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今年で4回目を迎えたこのフォーラムは、カール・ルイスさんやナディア・コマネチさんら世界的な元スポーツ選手が一堂に会し、スポーツで社会を改善する方策を模索する。

2018年平昌冬季五輪・パラリンピックの成功を目指し、ソウル市内で「国際スポーツメディアフォーラム」が開かれた。平昌五輪広報大使で、バンクーバー五輪フィギュアスケート女子金メダリストのキム・ヨナさんは、五輪成功に向け国民の関心が高まるよう呼びかけた=7日、ソウル(聯合ニュース)
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キム・ヨナさんはカナダ・バンクーバー五輪で世界歴代最高得点を記録した瞬間と、09年の世界選手権での優勝を「最も思い出深い試合」に挙げた。
スペシャルオリンピックス広報大使も務めるキム・ヨナさんは、「スペシャルオリンピックスのバスケットボールの試合を見たが、勝つために怒ったりもみあったりする姿が印象的だった」と話した。
sjp@yna.co.kr