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北海道で犠牲の朝鮮人労働者 115人の遺骨帰郷へ

記事一覧 2015.09.11 10:13

【ソウル聯合ニュース】日本による植民地時代に北海道に連れて行かれ厳しい労働を強いられて死亡した朝鮮人115人の遺骨が、近く韓国に戻る。韓日両国の民間専門家や宗教関係者、学生らは1997年から北海道各地に散在する朝鮮人の遺骨の収集に尽力してきたが、ついに遺骨の帰郷として実を結ぶ。

 活動を推進する「強制労働犠牲者追慕および遺骨帰郷推進委員会」の韓国側の代表団が11日、遺骨を受け取るために北海道に向かう。代表団は犠牲者の遺族7人と、今回の行事を主管する韓国側代表、社団法人平和の踏み石の関係者ら計15人。一度に100柱を超える遺骨が韓国に戻されるのは今回が初めてだ。

 韓国側代表団は北海道で、日本側代表の特定非営利活動法人(NPO法人)東アジア市民ネットワークをはじめとする現地の市民団体と合流。3日間にわたり北海道各地を回り、これまでに発掘された朝鮮人の遺骨の引き渡しを受ける。

 最初に訪れる北海道北部の宗谷郡猿仏村では旧日本陸軍の浅茅野飛行場建設に動員され死亡した34人の遺骨を受け取る。朝鮮人労働者はタコ部屋に押し込められ、極寒や体罰、飢えなどに苦しんだ。

 続いて北部の山間地、雨竜郡幌加内町の雨竜ダムの建設現場で働かされ死亡した4人、三菱美唄炭鉱のガス爆発で犠牲になり、美唄市内の寺に安置されている6人の遺骨を引き取る。最後に、道内で建設業を営んでいた日本人が保管した後、1997年に札幌市の本願寺札幌別院に預けた遺骨71柱を受け取る。

 韓国側代表団は計115柱の遺骨と共に海路で東京に移動し、さらに陸路を京都、大阪、広島経由で山口県・下関まで移動する。このルートは植民地時代に朝鮮人が強制的に北海道に連れて行かれた道を逆にたどるものとなる。各地で追悼式を行い、こうした犠牲者を生んだ「軍国主義」を糾弾する声を上げる予定だ。

 一行は17日午後、フェリーで下関港を出発し、18日午前に韓国・釜山港に到着する。光復(日本による植民地支配からの解放)70年でようやく故国の地を踏む。

 釜山市内での鎮魂祭の後、遺骨はソウルに移される。

 19日午後7時からソウル市庁前のソウル広場で葬儀が執り行われる。犠牲者の遺族や、遺骨発掘に取り組んできた平和の踏み石をはじめ、「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」などの市民団体、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長ら約1000人が参列する予定だ。

 115柱の遺骨は20日、ソウル市立墓地(京畿道・坡州)の納骨堂におさめられる。

mgk1202@yna.co.kr

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