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土屋衆院議員 韓国に「友情の種」贈呈へ=父の思い継承

記事一覧 2015.09.20 11:46

【務安聯合ニュース】土屋品子衆院議員(自民党、埼玉13区)が韓国南西部の全羅南道に埼玉産のヒノキの種250万個を贈る計画を立てていることが分かった。訪韓した姉の桃子氏が19日、寄贈計画が書かれた土屋衆院議員の親書を全羅南道の李洛淵(イ・ナクヨン)知事に渡した。ヒノキの種は参議院議長や埼玉県知事などを歴任した父の故土屋義彦氏も同道に贈っており、父娘2代にわたって韓国への友好の証しをプレゼントをすることになる。

 土屋衆院議員は親書で、今年が韓日国交正常化50年にあたることに言及した上で、埼玉県比企郡で生産されたヒノキの種(18リットル)を10月に収穫し、乾燥させた後に李知事に贈るとの意向を示した。発芽率が20%であることを踏まえると50万個程度が木になることも伝えたという。

 今回の種の贈呈は亡き父に倣った。義彦氏は1966年に飛行機から見た韓国の山の荒れた状態を気にかけ、その後、76万個のヒノキの種を韓国に贈った。

 種は長城郡と張興郡の山に植えられ、張興郡にはその後、ウッドランドが設置された。ヒーリング効果があるヒノキで知られるようになった両山には多くの市民が訪れるようになった。

 桃子氏は義彦氏が第2次大戦末期に在日朝鮮人に恩を受け、韓国との友情を生涯大切にしていたというエピソードを紹介した。

 土屋衆院議員は2004年に義彦氏が訪問した長城郡の山を12年に訪問している。親書では韓国と日本の関係について「近くて近い国」として、両国国民がどんな時も信頼しあい、仲良くしてほしいと望んだ。

 国会議員時代に韓日議員連盟の幹事長などを務めた李知事は今回の贈呈に対し、韓日関係の発展はもちろん、自身が掲げる森の醸成政策にも大いに役立つとして謝意を示した。

sarangni@yna.co.kr

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