Go to Contents Go to Navigation

韓米首脳が初の北朝鮮共同声明 核問題進展へ期待

記事一覧 2015.10.17 05:15

【ワシントン聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は16日(日本時間17日未明)、米ワシントンでオバマ大統領と会談し、北朝鮮核問題解決は緊急の事案であり、確固たる意志を持って取り組むとの方針をあらためて確認した。

 両首脳は北朝鮮および北朝鮮核問題のみを取り上げた首脳レベルの初の共同声明を採択し、北朝鮮核問題の解決に向けた両国の強い意思を表明した。

 韓国青瓦台(大統領府)の朱鉄基(チュ・チョルギ)外交安保首席秘書官は、「北朝鮮核問題と北朝鮮に関する別途の声明が韓米首脳レベルで採択されるのは初めて。それだけ韓米がこの問題に政策的比重を置いていることを示すもの」と説明した。

 両首脳は共同声明で、北朝鮮核問題の解決について、完全かつ検証可能で不可逆的な非核化を求める方針をあらためて確認。北朝鮮による核保有国との主張や、核と経済開発の並進路線は認めないと強調した。北朝鮮が核開発の理由に挙げる北朝鮮に対する敵対視政策も否定した。

 また、北朝鮮核問題の解決に向け、非核化対話に対し開かれた立場を維持しており、北朝鮮が核・ミサイル開発を放棄する真の意思を示せば北朝鮮を支援すると表明した。

 その上で、国連安全保障理事会決議に違反し核実験や弾道ミサイル発射を強行した場合は、安保理レベルで新たに実質的な制裁措置を取ると警告。北朝鮮の核・ミサイル開発自体が安保理決議違反だと強調した。

 さらに、非核化対話が進展しないのは北朝鮮が拒否しているためだとして、北朝鮮に態度の変化を促すため中国など他の6カ国協議関係国との協力を強化するとした。北朝鮮に影響力のある中国がより積極的に行動するよう迫った形だ。

 朱秘書官は「非核化対話再開に向けた韓米中3カ国の協力強化を明記したことは意味がある」として、「従来の韓米日3カ国協力に加え韓米中の協力を通じ、北朝鮮に変化を迫る必要性を確認した」と述べた。

 北朝鮮が核実験と弾道ミサイル発射の可能性を示唆するなか、韓米首脳が共同声明を採択して解決の意思を示したことは大きな意味を持つと評価される。オバマ氏が北朝鮮核・ミサイル問題に関心が高くないとの指摘があるなかで、韓米首脳が政治的意思を示したためだ。

 ただ、共同声明には非核化対話再開に向けた具体策が盛り込まれておらず、今回の韓米首脳会談が北朝鮮核問題解決に向けた新たな流れにつながるかは不透明だ。

ikasumi@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。