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<インタビュー>光州ビエンナーレで作品展示 建築家・伊東豊雄氏

記事一覧 2015.10.30 16:57

【光州聯合ニュース】韓国南西部の光州市で開催中の「2015光州デザインビエンナーレ」の開幕式に出席するため先ごろ同市を訪れた日本の著名建築家、伊東豊雄氏は、聯合ニュースのインタビューに対し、光州近郊の全羅南道・潭陽にある朝鮮王朝時代の庭園、瀟灑園の竹林を見た瞬間に感銘を受け、作品に反映したいと思ったと語った。

 ビエンナーレ展示館の広場には伊東氏が瀟灑園にインスピレーションを得て、竹やバーチ合板、スチールなどを素材に制作された造形作品「輪舞」が展示されている。

 同作品について、地面が建築物だとすると竹は自然を表すとして、竹を曲げることで自然を変形して形態を自由につくり、建築物と自然が調和を成すようにしたと説明した。

 1941年に京城(現ソウル)で生まれた伊東氏は韓国の文化について、外見上は日本人と韓国人はほとんど違いがないが、言語や文化は異なるとした上で、父親が好きな陶磁器に自身も関心が高いと話した。

 水の浄化システムを備えた公園を設計するスペイン・マドリードのガビア公園プロジェクトの国際コンペで選ばれるなど、自然環境にも関心が高い。21世紀の建築は環境との調和が重視されると指摘。20世紀のモダニズム建築が自然と切り離された自立型の建築だとすれば、21世紀は近代建築以前のアジア建築に注目し、自然と融合した建築を追求すると語る。

 また、建築技術の発達により世界各国で同じ建築物が建設される時代になったことは、差異がなくなったことを意味すると指摘。各地域は独自の歴史と特性を持つだけに、建築も地域性を回復し新しいものを提示すべきだと強調した。

 伊東氏は東京大建築学科卒業。建築界のノーベル賞といわれる米プリツカー賞を受賞している。代表作に仙台市の文化複合施設「せんだいメディアテーク」や東京・杉並区の区立杉並芸術会館「座・高円寺」などがある。東日本大震災をきっかけに、自然災害の被災者が交流できる憩いの場となる「みんなの家」建設プロジェクトも進めてきた。

 光州デザインビエンナーレ(15日~11月13日)は「デザインの晨明(しんめい)」をテーマに、米国やフランス、イタリア、中国、日本など35カ国から約3000点の作品が展示される。

ikasumi@yna.co.kr

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