韓国勢のDRAM世界シェア 5四半期連続で過去最大
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2015.12.15 09:27
【ソウル聯合ニュース】DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)の世界市場でトップ2を独占する韓国企業のシェアが5四半期連続で過去最大を更新した。
米調査会社IHSテクノロジーが15日までに7~9月期のDRAMの世界シェアを集計した。トップはサムスン電子で45.9%、次いでSKハイニックスが27.6%で、韓国2社の合計シェアは73.5%となった。2014年7~9月期に過去最大の68.3%を記録してから、10~12月期が70.5%、今年第1~3月期が71.7%、4~6月期が72.5%と拡大が続いている。
また、サムスン電子は7~9月期に単一企業としてもシェア過去最大を更新した。
SKハイニックスのシェアは前期から0.3ポイント上がり、3位の米マイクロン・テクノロジー(19.8%)との差を7.8ポイントに広げた。
4位は南亜科技(ナンヤ・テクノロジー、2.8%)、5位はウィンボンド・エレクトロニクス(1.3%)と台湾勢が占めた。
IHSテクノロジーは、サムスン電子の出荷量の伸びが31%とDRAM産業全体の成長率(24%)を大きく上回り、過去最大のシェアを記録したと説明した。20ナノメートル(ナノは10億分の1)プロセスルールへの微細化が円滑に進んだ結果だという。
mgk1202@yna.co.kr