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北朝鮮核実験場の新坑道は核融合兵器の実験用=韓国軍

記事一覧 2016.01.03 11:00

【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の国軍化生放防護司令部は3日に公表した資料で、北朝鮮が豊渓里の核実験場で新たに掘っている坑道は核融合兵器の実験用である可能性を排除できないと明らかにした。

 同司令部は化学戦に対応する部隊で、国防部もこうした認識を共有しているという。

 豊渓里の核実験場には初の核実験(2006年)を行った東側の坑道や09年と13年に核実験を実施した西側か北側の坑道、09年から工事が進められている南側の坑道がある。今回の新坑道は核実験場の主要施設の北西側にある新たな敷地に位置しているとされる。

 同司令部は「現在までの核技術研究や地下核実験、発射体実験、核小型化技術力、核開発経過期間などを考慮すると、北は核融合兵器の(製造)基盤を備えている」と分析した。また、「今年、4回目の核実験を行う場合、新たな形の実験になる可能性が高い」として、「増幅核兵器(増幅核分裂弾)実験の過程にある可能性があるが、水素爆弾の直接的な実験はまだ能力が不十分と判断される」とした。

 増幅核分裂弾の製造に必要な三重水素分離・生産の可能性も指摘した。「5000キロワット原子炉とつながっている小規模建物は三重水素分離施設と推定され、新築中の軽水炉とその下部の建築物は中性子を照射する施設の可能性が高い」と分析した。14年と15年に5000キロワット黒鉛減速炉周辺で多数の貨物車両が正体不明の貨物を運び、荷役するところが数回とらえられたこともこうした分析の背景にある。

 原子炉で発生する中性子を関連施設で照射すると、三重水素やセシウムなど放射性同位元素を生産(分離)できる。同司令部は「北が三重水素を製造すれば、増幅核分裂弾や水素爆弾開発の道を開いたといえる」と説明。「新築中の軽水炉が三重水素を生産できる施設である可能性が高い」との見方を示した。

 水素爆弾の前段階となる増幅核分裂弾は核爆弾に二重水素や三重水素などを入れ、核分裂反応の効率を高めた核兵器。一般的な核爆弾に比べ、破壊力は2~5倍高いとされる。

 同司令部は「先進国も核実験から約10年で増幅核兵器実験と開発を行ったため、核開発から15年が過ぎた北も重水素生産(分離)、弾頭設計などを並行しているとみられる」としながら、「ただ、水素爆弾の開発完成段階とみることは難しい」と分析した。

kimchiboxs@yna.co.kr

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