1月のICT輸出 前年比17.8%減=韓国
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2016.02.15 16:27
【ソウル聯合ニュース】韓国未来創造科学部は15日、1月の情報通信技術(ICT)輸出額が前年同月比17.8減の118億6000万ドル(約1兆3500億円)、輸入額は同15.1%減の67億9000万ドルだったと発表した。
輸出を品目別にみると、携帯電話は同7.3%減の19億ドル、半導体は同13.9%減の45億3000万ドル、ディスプレーは同30.7%減の20億1000万ドル、コンピューターおよび周辺機器は同10.1%減の5億9000万ドルと軒並み減少した。
携帯電話は後発メーカーの攻勢やスマートフォン市場の成長鈍化など、半導体はDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)価格の下落やスマートフォン市場の低迷など、ディスプレーは市場への過剰供給などにより減少した。
輸入はテレビが4000万ドルで同15.4%の増加となったものの、半導体(マイナス16.5%、28億ドル)、ディスプレー(マイナス31.8%、3億7000万ドル)、携帯電話(マイナス30.4%、6億3000ドル)、コンピューターおよび周辺機器(マイナス2.4%、9億ドル)は減少した。
輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は50億7000万ドルの黒字だった。先月の貿易全体の黒字(53億3000万ドル)の95.7%を占めた。
yugiri@yna.co.kr