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米が制裁大幅強化する安保理決議案提示 北朝鮮への打撃必至

記事一覧 2016.02.26 10:47

【ニューヨーク聯合ニュース】北朝鮮による4回目の核実験や事実上の長距離弾道ミサイルの発射を受け、国連安全保障理事会は25日(日本時間26日未明)、米ニューヨークの国連本部で全体会合を開き、米国が北朝鮮への制裁を大幅に強化した新決議案を各国に提示した。

 すべての貨物船に対する検査を義務化したほか、鉱物取引や航空燃料の供給を禁じており、このまま採択されれば、これまでにない厳しい制裁が行われることになる。

 決議案にはまず、北朝鮮に出入りするすべての貨物に対し検査を義務付ける内容が含まれている。北朝鮮の輸出入貨物すべてを検査対象にするのは今回が初めて。これまでは大量破壊兵器などを積んだ疑いのある船舶だけが対象だった。この措置は事実上、北朝鮮の海路を封鎖するもので、北朝鮮政権にとって大きな打撃になるとみられる。

 また、北朝鮮への航空燃料やロケット燃料の供給を禁じるほか、北朝鮮の兵器の輸出入を制限し、核開発とミサイル開発に関わった北朝鮮の17人の個人と12の団体に制裁を行う内容も盛り込まれた。違法な貨物を積んだとみられる北朝鮮船舶の入港のほか、航空機の領空通過も制限する。

 ロイター通信は米政府関係者の話を引用し、「個人としは朝鮮鉱業開発会社の代表と武器取引者などが、団体としては国家宇宙開発局、原子力工業省、朝鮮光鮮銀行などが対象」と報じた。

 さらに、北朝鮮の石炭や鉄鉱石など鉱物資源の取引を制限し、地下銀行などと取引をする北朝鮮外交官を追放する内容も含まれた。

 北朝鮮の鉱物取引を制限するのも今回が初めてで、北朝鮮の主要輸出品である鉱物の取引を禁じることで、外貨獲得源を断つ狙いがあるとみられる。

 核兵器とミサイルの開発に携わった北朝鮮政府と朝鮮労働党の資産を凍結し、北朝鮮の銀行支店と金融機関事務所などの開設を禁じる金融制裁も含まれた。

 北朝鮮の富裕層が使う高級時計やヨットなどのぜいたく品の取引も禁じられる。

 米国のパワー国連大使は会合後に、「今回の制裁案はここ20年で最も強力かつ包括的な案だ。もしこのまま採択されれば、北朝鮮政権に明確かつ断固としたメッセージを送ることになるだろう」と話した。

csi@yna.co.kr

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