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韓国 対北朝鮮独自制裁強化へ=寄港船舶の入港禁止など検討

記事一覧 2016.03.03 01:48

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮による核実験と事実上の長距離弾道ミサイル発射を受けた国連安全保障理事会の強力な制裁決議が全会一致で採択されたことを受け、韓国政府は独自制裁を強化する見通しだ。

 政府当局者は3日、政府内で安保理決議の履行計画を立て、忠実に履行していくとした上で、韓国の独自制裁も継続的に推進すると明らかにした。

 政府が検討している独自制裁には▼北朝鮮に寄港した第三国船舶の韓国入港禁止などの海運制裁▼韓国海軍哨戒艦「天安」撃沈事件を受け2010年5月から実施している対北朝鮮制裁措置(5・24措置)の厳格な適用▼北朝鮮への物資持ち出し規制の強化――などが含まれるとされる。

 韓国は北朝鮮の4回目核実験と事実上のミサイル発射を受け、先月10日、北朝鮮と共同で運営してきた開城工業団地の全面的な操業中断という最大の切り札をすでに使っており、独自に取ることのできる強力な制裁は限られる。

 韓国政府がまず検討しているのは、海上輸送に対する制裁だ。5・24措置に基づき、北朝鮮船舶は今も韓国への入港と韓国海域の通過はできない。これに加え、北朝鮮に寄港した第三国船舶の韓国入港を禁じ、第三国船籍ながら実質的には北朝鮮が所有する船舶に対しても規制の強化を検討中とされる。

 日本に続き、韓国も北朝鮮に寄港した第三国船舶の入港を禁止すれば、北朝鮮の貿易は打撃を受けそうだ。

 特に、ロシア極東沿海地方ハサンと北朝鮮北東部・羅津間を結ぶ物流協力事業で韓国企業も参加するハサン―羅津プロジェクトが白紙化する可能性もありそうだ。同プロジェクトはロシア産石炭などをハサンから羅津まで鉄道で輸送し、羅津港で貨物船に載せて韓国の港に運ぶという複合物流事業だが、独自制裁により北朝鮮を経由したロシア産石炭の韓国輸出の道が閉ざされかねない。

 韓国政府は併せて、北朝鮮との人的交流と北朝鮮支援事業を原則的に禁じる5・24措置を一段と厳格に適用する方針とされる。すでに政府は1月6日に北朝鮮が4回目核実験を実施した直後、人的交流と北朝鮮支援を含む事実上全ての南北交流・協力を一時中断する措置を取っている。

 さらに、北朝鮮への物資持ち出しと送金に対しても規制を強化する可能性があるという。純粋な人道支援を除く物資の搬出と一定額以上の送金を原則禁止することもあり得る。

 統一部関係者は「5・24措置を厳正に順守しながら、安保理決議を徹底して履行できる措置を講じる」と話している。

stomo@yna.co.kr

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