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韓国外相「安保理の北朝鮮決議は最も強力な制裁」

記事一覧 2016.03.03 09:09

【ジュネーブ聯合ニュース】韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は3日、国連安全保障理事会が採択した北朝鮮制裁決議について、「国連の歴史上、非軍事的な制裁としては最も強力で、北の政権に実質的かつ象徴的に相当な苦痛を与えるだろう」と述べた。国連人権理事会と軍縮会議出席のため訪問したスイス・ジュネーブで、聯合ニュースのインタビューに答えた。

 尹氏は、制裁決議の採択段階でロシアの石炭輸出など一部で修正があったものの全面的で強力な制裁にほぼ影響は無いとし、北朝鮮が下手に対応する場合には国際社会が北朝鮮の生存に打撃を与え得るような対応に乗り出すこともあると強調した。特に今回の決議はこれまでのような勧告レベルではなく、ほとんどが国際法的な義務を伴う表現になっていると評価した。

 制裁決議に対し北朝鮮の強い反発が予想されるが、尹氏は韓国政府だけでなく米国を含む多くの国が北朝鮮の反発を注視しているとしながら、「北がどのような対応を取るにしろ、北対国際社会全体という対決構図になっている状況で北ができることは事実上ない」と強調した。

 尹氏は北朝鮮の核実験と長距離ミサイル発射に対する韓国政府の基本戦略として、国連安保理決議の採択、主要国による独自の制裁、その他国際社会の多様な北朝鮮圧迫措置を挙げた。米国の制裁はかつてのイランへの制裁に劣らないほど強力な効果が見込まれ、日本は北朝鮮を経た船舶が日本に入港できないようにするなど前例のない強力な制裁に乗り出した。韓国も制裁を始めれば、北朝鮮に向かう船舶が停泊できる所はなくなると説明した。

 安保理決議の一方で朝鮮戦争の休戦協定を平和協定に転換するための協議を進めるかとの問いに、尹氏は国連の制裁が忠実に履行され、北朝鮮に誤った行動の代価を支払わせることが第一だと答えた。その上で「いつか非核化が進展する時に主要当事国がほかの要素を話し合うことになると思う」とした。

 中国が安保理で米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備に反対を表明したことに対しては、「THAAD配備の可能性を話し合う韓米の共同実務団が正式に発足してから具体的に判断することになるが、問題の本質は北の核とミサイル脅威への対応であって、北以外の国を念頭に置いたものではない」と述べた。 

 一方、尹氏は2日、ジュネーブで開かれている国連人権理事会で演説したが、旧日本軍の慰安婦問題には言及しなかった。その理由について、今回の演説の核心は北朝鮮の人権問題だったとしながら、「演説の舞台が国連であることを勘案し、軍の慰安婦問題は2国間というより戦時中の女性への姓暴力という多国的な観点からアプローチした」と説明した。

mgk1202@yna.co.kr

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