Go to Contents Go to Navigation

北朝鮮の狙いは何? ソウルをターゲットに砲撃訓練

記事一覧 2016.03.25 17:08

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮軍が、韓国の青瓦台(大統領府)や政府総合庁舎などソウル市内の主要政府機関の破壊を想定した大規模な砲撃訓練を実施した。

 北朝鮮重要施設への攻撃を想定した韓国空軍の訓練に対抗すると同時に、核実験などに対する国際社会の制裁、大規模な韓米合同軍事演習という圧力に屈しない姿勢を示し、内部の体制結束を図る狙いがあるようだ。

 一方で強硬な示威行為が北朝鮮を自滅に追い込むとの見方もある。

 北朝鮮の朝鮮中央通信は25日、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が長距離砲を用いた軍の「集中火力打撃演習」を指揮したと報じた。訓練の場所や日時は明らかにしていないが、韓国軍当局は24日に東海岸の江原道・元山一帯で行われたとみている。

 同通信は、訓練は百数十門に及ぶさまざまな口径の長距離砲を用いて「史上最大規模」で行われたとし、その目的を「『精密打撃訓練』を敢行した朴槿恵(パク・クネ)逆賊一味の本拠地であるソウル市を火の海にするため」と伝えた。

 精密打撃訓練とは、韓国空軍が21日に最新鋭戦闘機を多数動員して実施した、北朝鮮重要施設への攻撃を想定した訓練を指している。

 また、北朝鮮が訓練を「史上最大規模」と強調したのは、北朝鮮内陸部への進攻を想定した韓米による今月上旬の双竜訓練に「歴代最大規模」の両国海兵隊兵力が投入されたことを意識したものとみられる。

 北朝鮮は双竜訓練に対しても「ソウルをはじめとする南朝鮮(韓国)全域解放作戦で対応する」と主張し、先ごろ韓国を狙った上陸訓練と北朝鮮上陸阻止訓練を実施した。

 北朝鮮が韓国軍や韓米軍の訓練に極めて敏感な反応を見せ、軍事的な示威行為で対抗していることで、朝鮮半島の緊張は日ごとに高まっている。

 韓国・東国大北朝鮮学科の金榕炫(キム・ヨンヒョン)教授は、北朝鮮は威嚇を強めることで、南北の緊張状態にも屈しないというメッセージを伝えようとしていると分析している。

 一方、韓国を狙った示威行為が北朝鮮を自滅に追い込みかねないとする見方もある。ある軍事専門家は、北朝鮮はただでさえ不足した備蓄燃料や砲弾を無駄遣いし、軍事情報も不必要に流出させていると指摘している。

stomo@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。