韓国団体　北朝鮮に向けビラ散布＝核実験など非難

【坡州聯合ニュース】韓国の北朝鮮脱出住民（脱北者）団体「自由北韓運動連合」と保守市民団体「国民行動本部」は２８日、南北軍事境界線に近い京畿道・坡州で北朝鮮の事実上の長距離弾道ミサイル発射や４回目核実験を非難し、核の放棄を求めるビラ１０万枚を大型風船にくくり付け、北朝鮮に向けて飛ばした。

　両団体はビラ散布に先立ち、韓国政府と軍が北朝鮮に対し心理戦をしようがしまいが国民は金正恩（キム・ジョンウン）第１書記の挑発に報復する義務があるとした上で、北朝鮮へのビラ散布に参加するよう訴えた。

　自由北韓運動連合は北朝鮮による韓国海軍哨戒艦「天安」撃沈事件から６年となる２６日にも保守団体と共に北朝鮮に向け、ビラ８万枚を散布した。ビラには弾道ミサイル発射や核実験のほか、３代世襲独裁などを非難する内容が記された。

　自由北韓運動連合の朴相学（パク・サンハク）代表はこの日、哨戒艦撃沈事件から６年になったのを皮切りに今後３カ月間、北朝鮮に向けてビラ１０００万枚を飛ばす計画を明らかにした。

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