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制裁で危機感? 党機関紙で「苦難の行軍」に言及=北朝鮮

記事一覧 2016.03.28 17:34

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は28日の論説で、食糧難に見舞われた1990年代の「苦難の行軍」を再びしなければならない可能性があるとし、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記への忠誠を促した。4回目の核実験と、事実上の長距離弾道ミサイル発射により厳しい国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議が採択された今月3日以降、同紙が「苦難の行軍」という表現を使うのは初めて。 

 苦難の行軍は1994年に金日成(キム・イルソン)主席が死去した後、経済状況が悪化し、これを克服するために北朝鮮が住民に対して犠牲を強要して出したスローガン。この時期に北朝鮮では少なくとも数十万人の餓死者が出たとされている。

 労働新聞が「革命の道は遠く険しい」とした上で「苦難の行軍」に言及したのは、国際社会による厳しい制裁や、過去最大規模で実施されている韓米合同軍事演習が北朝鮮にとって相当な圧力になっているためとみられる。

 住民に極端な危機感を与えることにより、5月初めに予定されている労働党大会を成功させようとの狙いがあるとの見方も出ている。

 同紙は、命を捨てても敬愛する元帥である金第1書記に従う忠実な気持ちを持たなければならないと強調した。 

 ソウル大統一平和研究院の張容碩(チャン・ヨンソク)上級研究員は論説について、「今後相当な制裁圧力が加わる可能性があるというプレッシャーのため、住民に対し覚悟を決めるようあらかじめ促すもの」とした上で、外部からの圧力を国内政治に活用しようとしている可能性もあると分析した。

yugiri@yna.co.kr

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