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北長距離砲の破壊兵器など開発へ 韓国が5カ年国防計画

記事一覧 2016.03.30 11:45

【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は30日、2017~2021年の国防中期計画を発表した。韓国軍は北朝鮮の長距離砲を破壊する「戦術地対地誘導兵器」を2018年までに開発し、北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を探知するレーダーも導入する計画だ。

 来年から5年間の軍事力整備と運用に関する中期計画の財源は226兆5000億ウォン(約22兆1100億円)となる。防衛力の改善費が73兆4000億ウォン、戦力運営費が153兆1000億ウォン。2016~2020年国防中期計画に比べると6兆ウォン少ない。

 局地挑発と全面戦への備えを強化するため、24兆1000億ウォンを割り当てる。その中核となるのが、ロケット砲や自走砲など北朝鮮の長距離砲の破壊を目的とした戦術地対地誘導兵器だ。2018年までに開発を終え、翌年から配備する。射程は120キロで、地下数メートルを貫通する爆発力を持つ弾頭を搭載させる計画だ。すでに何度も発射実験に成功したと伝えられる。また、北朝鮮の小型無人機を探知する局地防空用レーダーと地雷探知機を配備し、次期高速艇には2.75インチの誘導ロケット弾を搭載する予定だ。

 北朝鮮の核とミサイルの威嚇に対応する戦力を最優先で確保するため、7兆9000億ウォンを策定した。北朝鮮のミサイルを破壊する「キルチェーン」に5兆4000億ウォン、韓国型ミサイル防衛(KAMD)に2兆5000億ウォンがそれぞれ投じられる。

 キルチェーンには、炭素繊維を使った「停電爆弾」の開発が初めて盛り込まれた。北朝鮮の変電所と電力網の破壊を狙うもので、航空機からの投下や、艦艇から発射する巡航ミサイルのトマホークへの搭載を想定する。

 KAMDについては、北朝鮮のSLBMを探知できる弾道弾早期警戒レーダーを海外から導入する計画だ。イスラエルで開発されたレーダーを有力候補として検討している。キルチェーンとKAMDの中核をなす高高度滞空型無人偵察機のグローバルホークと長距離空対地ミサイルのタウルス、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)など13の兵器は2021年までの配備を目指す。

 自主的な防衛力の強化に向けた研究・開発予算は7000億ウォン増の18兆6000億ウォンになる。レーザー兵器や無人捜索車両など未来の新兵器の開発に投じられる。

mgk1202@yna.co.kr

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