2月鉱工業生産 前月比3.3%の高い伸び=韓国
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2016.03.31 10:35
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が31日発表した2月の産業活動動向によると、鉱工業生産は前月比3.3%増加した。2009年9月(3.7%増)以来、6年5カ月ぶりの大きな伸び。大手メーカーのモバイル新製品の発売と半導体の輸出増加が追い風となった。
鉱工業生産のけん引により、全産業の生産も前月比0.8%の増加に転じた。昨年10月から2カ月連続でマイナス、12月に増加したものの、今年1月は再び減少していた。
鉱工業生産では特に半導体(19.6%増)と金属加工(12.5%増)の生産が大きく伸びた。製造業の平均稼働率も73.5%と1.2ポイント上がった。
サービス業生産は協会・修理・個人サービス業(6.8%増)と運輸(2.5%増)を中心に0.3%増加した。
消費動向を示す小売販売は前月比1.8%減少した。減少幅は前月を0.5ポイント上回った。統計庁は、今年の旧正月連休が2月初めにあり、旧正月関連の消費の一部が1月に回ったことを要因に挙げた。
設備投資は2カ月連続のマイナスとなった。2月の減少幅は6.8%と、2014年8月以来、1年半ぶりの大きさ。
景気の現状を示す一致指数の循環変動値は前月から0.1ポイント下落、景気の先行きを示す先行指数の循環変動値も0.1ポイント下がった。
mgk1202@yna.co.kr