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北朝鮮の300ミリロケット砲 韓国国防相「年末にも実戦配備」

記事一覧 2016.04.06 15:21

【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の韓民求(ハン・ミング)長官は6日、記者団のインタビューに応じ、北朝鮮が韓国の中部まで射程圏内に収める口径300ミリの新型ロケット砲を早ければ年末にも実戦配備する可能性があるとの見方を示した。

 韓長官は、韓米軍当局は3年前からロケット砲の開発の様子を監視してきたとし、「最近の数回にわたる発射実験で開発をほぼ完了したと評価している」と述べた。

 北朝鮮が300ミリロケット砲の開発に力を入れた理由については、弾道ミサイルに比べ生産コストが安く、大量砲撃が可能で、スカッド系の短距離弾道ミサイルを代替する効果もあるためと説明した。

 北朝鮮は2013年以来、300ミリロケット砲の発射実験を繰り返し行い、先月3日と21日、29日にも相次ぎ発射した。21日の発射について「最終」発射実験と発表し、実戦配備が迫っていることをほのめかした。

 300ミリロケット砲の射程は最大200キロに達し、南北軍事境界線付近で発射すれば、京畿道・平沢の在韓米軍基地を含む首都圏全域と全羅北道・群山の在韓米軍基地、陸・海・空軍本部がある忠清南道・鶏竜台も攻撃できる。

 韓長官は、韓国軍は無人航空機(UAV)や対砲兵レーダーなどでリアルタイムの監視・探知を行っており、空軍戦力や地対地ミサイル、地上火力などで300ミリロケット砲を破壊・無力化する概念を持っていると説明した。また、「(17~21年の国防中期計画に盛り込まれた)戦術地対地ミサイルも戦力化されるため、十分に対応できる」と強調した。

 韓長官が言及した戦術地対地ミサイルは射程120キロで、北朝鮮が火力を隠す坑道そのものを破壊することができる。軍は19年にこれを実戦配備する計画だ。

 韓長官は、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備問題にも言及した。韓米の共同実務団による協議の状況について、軍事的な効果を最大化できる作戦基地の場所に関する条件を詰めていると伝えた。中国が反対していることに対しては「(配備は)韓国の主権的かつ基本的な権利に関する問題」と強調した。

 一方、先の韓米日の3カ国首脳会談で議題に上った韓日間の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)締結問題については「軍事的に見れば必要性はある」としながらも、「もう少し状況や条件、環境が改善すれば、そのとき踏み込んだ協力を話し合えるのではないか」と述べた。

stomo@yna.co.kr

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